ペティロの談話

２１話の開幕は赤馬零児。

赤馬は遊矢とのデュエル以降もちゃんとしたペンデュラムカードを開発するために研究実験を続けていた。だいぶ使えるようになってきたものの赤馬はまだ遊矢のペンデュラムカードの力には程遠いという。発生する力に意味はあるのだろうか・・・


一方遊矢は遊勝塾の中でなにやら悩んでいるご様子。悩みの原因は２戦目が終わったときにニコ・スマイリーからこれまでのデュエルは想定内のもの、これからのデュエルでは想定外を見せるべきと言われたからだった。ニコはちゃんとエンターテイナーとして遊矢を育てるためにアドバイスを送っている有能マネージャーですねｗ
初見はただの胡散臭いおっさんとしか思ってませんでしたが思いの外いい奴でした。

予想を上回ることをしてこそプロということを実現するために遊矢は悩んでいた。悩んでいる途中で赤馬とのデュエルを思い出し、「ペンデュラム召喚のさらなる進化の可能性」という言葉を思い出す。未だに進化の可能性を見つけられない遊矢はこの疑問の解決のために塾長の元に向かい相談に乗ってもらおうとする。


その塾長はというとドローの練習をしていた。デュエリストの基本鍛錬はドロー素振り。遊矢は塾長に悩みをぶつけたが塾長も娘の柚子の心が見えないと相談どころではなかった模様。

しばらく塾に顔を出していない柚子は引き続き素良のデュエルを観戦していた。素良の今回の対戦相手は歌舞伎デュエリスト。歌舞伎デュエリストというとGXにもそんな奴がいたような・・・
このデュエルでも柚子は素良から融合召喚を学んでいた。

自分が融合するわけでもないのにポージングを決めて融合召喚までの動きを実践する柚子。赤馬社長が沢渡のペンデュラム召喚を指導していたときを思い出すｗ
見事なシンクロでポーズを決めてデストーイ・シザーベアーを融合召喚しダイレクトアタックで決着。素良もだんだん融合召喚を理解し始めてきた柚子に納得のご様子。

柚子「もう余計なことは考えない！」
この言葉をこの回の最後までよく覚えておきましょう。

場面変わってLDS３人組。真澄は相変わらずマルコ襲撃事件の犯人の行方を追っていた。真澄は黒マスクの男がエクシーズを使うかどうか確かめるといって２人の元を離れ犯人探しに向かう。北斗と刃の２人もLDSのトップクラスのメンバーが襲撃されているのを知り、なんとか解決しなくてはと思っている様子だった。

襲撃事件の話をしている２人の元に権現坂登場。刃はデュエルを申し込まれるのかと身構えたが、権現坂はいきなり刃に土下座をして頼みたいことがあると言った。刃に頼みたいことというともう「シンクロ召喚教えて！」くらいしかないような気がしますねぇ。これは権現坂がシンクロ召喚を使うフラグかもしれない。そうなるとますます面白くなりそうですね！
きっとテンB-Nでチューナー釣り上げてシンクロとかやってくれるはず・・・！

犯人探しに出た真澄は黒マスクの男の手掛かりを得るために柚子の元へ向かう。柚子に襲撃事件のことを話したあと、黒マスクの男の居場所を尋ねる。もちろん柚子は急に消えた不審者ストーカー黒マスクの男の行方は知るはずもなかった。真澄は続けて「あなたが逃がしたせい」と言いがかりをつける。真澄ちゃん、マルコ先生のこととなると周りが見えなくなるタイプだなｗ

真澄が尊敬するマルコ先生のイメージ絵がこれだ！
なんだ・・・これは・・・
背景薔薇でキラキラした目で変な格好しているという変態要素３コンボ。マルコ先生花不可避。

真澄は事件現場にあの男と一緒にいたことを問いただすため、デュエルで力ずくで聞き出そうとする。さすがデュエリスト、デュエルを通して要求を通すことをきちんとやろうとしている。

柚子と一緒にいた素良は「LDSの融合なんて大したことないからちょちょいとやっつけちゃえば」と真澄を煽ると共に柚子に融合の実践をさせようとする。真澄は柚子が以前自分に負けたことについて触れるが、素良はそれに対して「LDSの融合召喚が大したことないってことがよく分かると思う」とさらに煽る。

素良の言葉を聞いた真澄は「融合召喚を教えてくれたマルコ先生への侮辱」だと言い、柚子ではなく素良にデュエルを挑もうとする。素良は自信無くしちゃうからやめたほうがいいというものの「LDSこそ最強だ」といって強気の姿勢を維持。

謎の男「お前もLDSか」
LDSという言葉を聞いて駆けつけてきた不審者。LDSというワードに反応するセンサーでもついているんだろうかｗ
しかも柚子を突き飛ばして登場するという有り様。こいつやべぇよ・・・
謎の男「LDSなら俺が相手だ」
などと供述しておりいきなり真澄にデュエルをけしかける。まさに通り魔デュエリストである。

真澄「お前が連続襲撃事件の犯人・・・」
謎の男「さあ来い。俺とデュエルだ！」
おい会話しろよ。もうデュエルでLDSを襲うことしか頭にないご様子。

そこに黒マスクの男が現れ「隼！」と叫び制止する。隼は黒マスクのことを「ユート」と呼んだ。この２人の名前は隼とユートでいいんですかね。でも謎の男とか黒マスクの男といったほうがしっくりきてしまうほどに不審人物達であるｗ

ユートは「ここは俺達の戦場ではない」といって隼のデュエルを止めるものの隼は「ここは俺の戦場だ。瑠璃を取り戻すにはこうするしかない！」といって聞かず、邪魔するなら貴様も倒すと強情な態度を取る。

真澄は襲撃事件の犯人を見つけたと北斗と刃に連絡をする。柚子はまだ犯人かどうか分からないと真澄に言う。柚子の声を聞いて振り向いた隼はびっくりした様子を見せたあと柚子のことを「瑠璃」と呼ぶ。もしかして柚子は瑠璃とかいう人物とそっくりで関係があるのだろうか。でも隼さん、あなた彼女をおもいっきり突き飛ばしてましたよね・・・？

戸惑う柚子に対してさらに隼が詰め寄ると

ユートが腹パンして無理矢理隼を黙らせる。チームサティスなんたらのメンバーもよくやってましたね腹パン。
ユートは彼女は瑠璃ではないと隼に説明し隼を担ぐ。

真澄から連絡を受けた北斗と刃は真澄がいる倉庫街へと急いで向かう。その通り道の本屋で遊矢はデュエル雑誌を立ち読みしていた。

雑誌の内容がまさかのトマハンデッキでした。火之迦具土とか懐かしい。
キャッチフレーズの「残念だけど君のその手札消えるよ！」がツボでしたｗｗ
ドヤ顔でそんなこと言われたら笑ってしまうｗｗ
他にもヴァンパイア・ベビーとか懐かしのカード達が取り上げられてましたね。OCGを知っている身からするとこういうネタは面白い。

遊矢は雑誌を見ながら柚子も融合召喚を覚えようとして一歩前へ踏みだそうとしているのに自分はどうすればいいんだと嘆き、後ろに仰け反ったときに走ってきた北斗とぶつかってしまう。
お互いに謝れよ的な感じの流れになりかけていたものの刃が「早く行くぞ」と北斗を促す。何かあったのかと遊矢が聞くと襲撃事件の犯人が見つかったと刃が遊矢に告げる。

倉庫街では気を失った隼をユートが担いでどこかへ行こうとしていた。その時に散らばった柚子のデッキのカードの中の融合を拾い

ユート「君にこのカードは似合わない」
と一言。俺と同じエクシーズを使えよってことなのか。相変わらず言動が意味不明ですね・・・

そこに真澄に呼ばれた北斗と刃、それから遊矢がやってくる。遊矢が近づいた途端また柚子のブレスレットが光はじめ、以前と同じようにユートと隼は姿を消してしまう。

柚子はこれまでの状況を振り返ったものの何が何だか全然分からないと嘆く。余計なことを考えないと言った矢先にこれだよ！
まあ確かに不審者がやりたい放題やって消えるという現状は意味不明ですけどねｗ

LDSの関係者も倉庫街に集まり出し慌ただしい雰囲気になってきたため、遊矢達、真澄達はその場を離れることに。
遊矢が去ろうとすると刃が話しかけてくる。刃はおそらく権現坂からジュニアユース選手権の出場をかけたデュエルのことを聞いたらしく、２勝できるように頑張ってくれよと言うとともに「まあ無理かもしれねぇけどな」と意味深なことを言って去っていく。
権現坂が刃に頼み事をしてたこともあるのでもしかしたら４戦目の相手は権現坂なのかもしれませんねぇ。そうなったらなかなか熱い展開になりそうなので期待したいですね。

そして遊矢は柚子が拾い忘れた融合のカードを拾う。カードは拾った。
これ柚子じゃなくて遊矢が融合使いそうな感じがしますね。
遊矢→ペンデュラム＋融合
柚子→融合orエクシーズ
権現坂→シンクロ
こんな感じになるんだろうか。そうなってくれたほうがデュエルが面白くなりそうなのでこの展開になることを期待しちゃいますね。

今回はここまで。見どころの多すぎる回で面白かったですね。ストーリー回だけは安定して面白いんだよなぁ・・・
次回は再びジュニアユース選手権予選。

３戦目の相手は占い少女「方中（ほうちゅん）ミエル」です。予告見る限り占いというか妄想全開少女にしか見えないｗ
CVはなんと悠木碧だそうで。遊戯王は不意打ちで有名な声優を起用することがあるからびっくりする。
それは置いといてなんとこの娘儀式召喚を使うみたいです！ついにハブられ続けた儀式が陽の光を浴びるようになりそうです。儀式自体も久しぶりなのでどういう使い方でどんなモンスターが出てくるのか楽しみですね。

それではまた次回。

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