遊戯王アークファイブの感想。今回から遊矢VSシンジのデュエル。シンジの言いたいことは分かるけど、結局負けたものはほったらかしという競争社会の思想に飲み込まれる感が否めないんですよねぇ。
今回の話を一言でまとめると
「迷いを消す」
です。敵か味方かよく分からない奴が多い。
今回は簡潔に書いていきます。
続きからどうぞ。
今回は前回の柚子がセルゲイにやられるシーンからのおさらい。おさらいしなくていいから(良心)

デュエル後セキュリティに捕縛されるセルゲイ。美しいものを叩き潰して快感に浸り、完全にイカれてしまったセルゲイ。これがヴァンダリズムの末路か・・・

デュエル会場にいく前に遊矢とシンジが対面。
遊矢は柚子を助けに行かなくてはという考えでデュエルなんてやっている場合じゃないと発言。そりゃあ幼なじみがあんなことになっているのにのんきにデュエルしてたら頭おかしいしなぁ・・・
一方のシンジは敗者は切り捨てられる腐った思想を変えるため、これ以上犠牲を出さないために勝ち続けてデュエルで訴えていくしかないと言う。シンジの言い分も分かるには分かるんですが、虐げられている立場のコモンズが弱者を助けるという考えをしていない時点で、トップスと対して変わりないんじゃないかと思えてしまう。シンジは単にトップスに復讐したいだけなんじゃないだろうか。

柚子を助けた謎の人物。一体何雲院素良なんだ・・・?

シンジが必中のピンを出して先制ダメージを与えたシーン。必中のピンのバーンダメージはたったの200。久しぶりにこんな弱いモンスターを見た気がするなぁ・・・でもその後のB・F・N(ビー・フォース・ネスト)とのコンボでうまく利用していたので、弱いカードをいかに駆使して戦うかという戦術が見られて面白いと思いました。

遊矢が焦って大した効果を発揮できない状況でのギャップ・パワー発動。柚子を助けたいという一心のせいで、焦ってワンキルを狙いに行く遊矢。思えばクロウも子供達がピンチになっていて焦ってデュエルを早く終わらせようとしていたので、その時と状況がややかぶる。
そしてこのギャップ・パワーは調律の魔術師と相性がいいんですよね。これはもしや・・・

シンジはコモンズが受けてきた屈辱を観客に訴えながらなぜか遊矢に恨みをぶつけていく。なんでや!遊矢関係ないやろ!
月影に対しても八つ当たりしてたのでシンジはもう少し当たる相手を選んだほうがいいと思う。

霊弓のアズサの効果ダメージ2倍効果と追撃のダートによる戦闘破壊モンスターの攻撃力分バーンを合わせたえげつないバーンコンボ。このコンボは面白いと思いました。ピン程度の効果ダメージなら大したことはないですが、ダートレベルになるとかなり極悪。

デュエル中、素良が遊矢の前に現れて柚子の安否を知らせる。素良は敵のはずなんですがこの真意は一体・・・
まあでも素良はエクシーズ次元に対してはあんな感じですが、遊矢に対しては別に敵対心はあんまりなく、面白いデュエリストとして注目し続けるような描写があったので、単に遊矢に面白いデュエルをやってみせてほしいから柚子の安否を伝えたんじゃないかと思ってます。デニスと同じように自分の目的とアカデミアの目的を両立させていくような感じなのかな。
そして遊矢自身は今でも素良のことは友達で仲間だと思っているので信頼したんでしょうね。ここから遊矢が迷い断ち切って吹っ切れる。いい流れだ。

OPにも登場する刻剣の魔術師が初登場。このモンスターだけでペンデュラム召喚すると攻撃力2倍というモンスター。なかなか面白い効果。

遊矢が勢いを取り戻してきたところで次回へ続く。今回は2話構成なんですね。黒咲VSデニス戦は後半で失速したので、今回のデュエルは後半も盛り上げる展開を期待したいところ。
次回はついにサムのあのカードを引く遊矢。そしてついにシンクロをという感じ。やっぱり遊矢は全ての召喚法を使うようになるんですね。これはユーゴとの融合もそのうちありそう。
それではまた次回。
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