遊戯王アークファイブの感想。今回の話は非常に面白かったですね。ちゃんとデュエルをやってくれれば遊戯王はそれだけで面白いんだからしっかりやってほしい。アークファイブはもう面白い回とつまらない回があると割りきって見ていったほうがいいのかもしれないね・・・
今回の話を一言でまとめると
「クリアウィング基点」
です。全ての戦術がクリアウィングに集約しているユーゴのデュエル。使い方もテクニカルなので見てて飽きない。
感想は続きからどうぞ。
遊矢は部屋に戻るなり今回のデュエルのやり方を反省していた。遊矢が落ち込んでいる最中に、次の対戦カードが始まろうとしていた。

沢渡シンゴの名前がコールされた時に沢渡さんは「なんでまたシンゴなんだよ!」と一言。お前だよお前!
しかしその後自分であることに気づき驚く。ほんとこの人面白い。

ユーゴはFSCで優勝するというリンとの約束を果たすために意気込む。
ユーゴはDホイールで高々と宙を舞い颯爽と登場する。
沢渡も自分をフレンドシップカップの主役と紹介しながらの登場。なお観客からは誰だの、しらねえよだのブーイングの嵐の模様。
ブーイングを聞いても自分の歓声と捉える
バカなポジティブな沢渡さんであった。
そしていよいよデュエル開始。

沢渡は変な叫び声を上げながらまさかのウィリー走行でユーゴを抜き去り第1コーナーを先取し先攻を勝ち取る。沢渡さんの変声すき。
沢渡のターン。沢渡は開幕ペンデュラムスケールのセッティングをする。スケール1の魔界劇団 エキストラとスケール8の魔界劇団 ファンキー・コメディアンをセット。新規の魔界劇団登場。同じのばっかり使い回しするかと思いましたがちゃんと新規も登場してきてますね。
そしていつもの魔界劇団 ビッグスターとサッシー・ルーキーをペンデュラム召喚。そしてビッグスターの効果で魔界台本 オープニング・セレモニーを手札に加え発動。この効果でLPを1000回復する。沢渡はこれでターンエンド。
ユーゴのターン。ユーゴのこのターンに流れているBGMすごいかっこよかった(小並感)
ユーゴはSR ベイゴマックスを特殊召喚し、さらにSR タケトンボーグを特殊召喚する。そして赤目のダイスを通常召喚する。怒涛の召喚ラッシュ。そしてこの3体でシンクロ。

いきなりクリアウィング・シンクロ・ドラゴンを出してきたユーゴ。
沢渡はこれを見て今回の沢渡エンタメ劇場の演目はドラゴン征伐だと宣言。ユーゴはクリアウィングでサッシー・ルーキーを攻撃。だがサッシー・ルーキーの効果で破壊は免れる。沢渡に戦闘ダメージを与えたユーゴはカードを2枚伏せてターンエンド。

クリアウィングが召喚された時に遊矢のオッドアイズが光り輝く。前のユートとユーゴの時も共鳴現象が起こってましたが今回も似たような感じなのかな。
沢渡のターン。


ここでユーゴは2枚の伏せカードを発動する。一つは永続罠「竜の束縛(ドラゴンズ・バインド)」、もう一つは永続罠「追走の翼」。
竜の束縛はドラゴン族1体を対象に発動でき、相手は対象のモンスターの元々の攻撃力以下のモンスターを特殊召喚できないというもの。さらに追走の翼はレベル5以上のモンスターに攻撃されたとき、そのモンスターを破壊し、そのモンスターの攻撃力を加えるというもの。
レベル5以上に戦闘で勝つ追走の翼+レベル5以上のモンスターの効果を無効にし破壊するクリアウィング、さらにはクリアウィングよりも攻撃の低いモンスターは特殊召喚できないという盤石の布陣をひくユーゴ。クリアウィングをいい形で活用しているのが面白いですね。

沢渡は魔界劇団プリティヒロインを通常召喚。あらかわいい。
そして沢渡はビッグスターの効果で魔界台本を手札に加えようとするがクリアウィングの効果でビッグスターは破壊されてしまう。

ユーゴが喋っているときに遊矢も同じことを喋り始める。まさかの遊矢とユーゴのシンクロ現象である。シンクロができるのはモンスターだけではなかった・・・?
沢渡は永続魔法「魔界大道具 ニゲ馬車」を発動。馬車に乗ってプリティヒロインとサッシー・ルーキーが逃げ始める。またしても遊矢とユーゴのセリフがシンクロして逃がすかと一言。
ユーゴのターン。ユーゴはクリアウィングでプリティヒロインを攻撃。ルーキーを避けてヒロインを狙い撃ちにする卑劣な攻撃。
沢渡はニゲ馬車の効果を発動し、魔界劇団ペンデュラムモンスターの戦闘破壊を無効にする。これでダメージは食らうもののプリティヒロインの破壊は回避。
ここでプリティヒロインの効果が発動。発生した戦闘ダメージ分だけ相手モンスターの元々の攻撃力を下げる。この効果に対してクリアウィングの効果で効果を無効にして破壊しようとするが、ニゲ馬車の対象となったモンスターはこのターン相手の魔法・罠・モンスターの効果を受けないというもう一つの効果が発動してクリアウィングの攻撃力を1000ダウンさせることに成功。いい効果の応酬だ。
クリアウィングの攻撃力が下がったことにより、竜の束縛の効果が薄れ再びペンデュラム召喚がしやすくなる。沢渡のターン。沢渡はエクストラデッキから再びビッグスターをペンデュラム召喚。さらにPスケールのファンキー・コメディアンの効果を使い、ビッグスターをエクストラデッキに戻し、サッシー・ルーキーの攻撃力をビッグスターの攻撃力分アップさせる。

攻撃力をアップを受ける偉そうなサッシー・ルーキー。ルーキーの分際で偉そうな・・・!
そしてサッシー・ルーキーでクリアウィングに攻撃。一気に2700のダメージを与える。さらにプリティヒロインの効果で発生した2700ダメージ分クリアウィングの攻撃力を下げ、攻撃力は0になる。プリティヒロインはどちらの戦闘ダメージでも効果が発動するので汎用性高そう。

プリティヒロインの攻撃が通れば終わりかと思ったが、その瞬間にユーゴはアクションマジック「奇跡」をゲットし発動。これでなんとか攻撃を防ぐ。この時柚子にはユーゴが遊矢に見えたのだった。柚子はシンクロしていることに気づいているのだろうか・・・
そしてユーゴのターン。あのカードが来ればと引いたカードは理想のドローカードだった。

5D'sで遊星がよくやっていた勝利へのコンボルートシミュレート。懐かしの演出に感動してしまった・・・
ユーゴのは遊星と比べてかなりシンプルですね。ユーゴらしさがあってとてもいいんじゃないかな!
ユーゴはSR ダブルヨーヨーを召喚。効果で墓地のスピードロイドを特殊召喚する。ユーゴはSR 赤目のダイスを特殊召喚。そしてこの2体でシンクロ。

HSR マッハゴー・イータをシンクロ召喚。マッハ羽子板。スピードロイドのネーミングセンスはいちいち面白い。
シンクロ召喚したマッハゴー・イータをいきなりリリースして効果発動。一瞬で現れて一瞬で消えるある意味マッハな羽子板である。
マッハゴー・イータの効果でフィールド上の全てのモンスターにレベルが変動した時にレベルを1上げる効果を付与する。
遊矢・ユーゴ「お楽しみはこれからだ!」お楽しみはこれからだ!のシンクロ。これにはさすがの沢渡も反応する。
そしてユーゴはハイ・スピード・リレベル(HSR)を発動する。この効果で墓地のマッハゴー・イータを除外して、フィールド上の全てのモンスターのレベルをマッハゴー・イータと同じ5にする。そしてマッハゴー・イータの付与効果が強制的に発動して全てのモンスターレベルは1上がる。
ここでクリアウィングのレベル5以上のモンスターの効果を無効して破壊する効果が発動。これによりプリティヒロインとサッシー・ルーキーを破壊し、その攻撃力をクリアウィングに加える。そしてクリアウィングでダイレクトアタックをしてユーゴの勝ち。マッハゴー・イータとハイ・スピード・リレベルのレベル操作とクリアウィングの効果をうまく利用した面白いコンボで沢渡を打ち破る。ユーゴのデュエルは本当にテクニカルですねw

負けた沢渡だったが沢渡劇場最高と観客の上々の反応を見て笑顔を浮かべる。沢渡さんはやっぱりエンタメデュエルをしているときが一番輝いてるね。
ユーゴはやけに盛り上がってしまったと自分でも不思議に思いつつも1回戦突破を喜ぶ。そして試合前に言うと言っていた次元戦争のことはすっかり頭から抜けているようで。さすがのユーゴである。

沢渡はユーゴにお前も歓声に応えろと近寄ると沢渡はユーゴが遊矢そっくりであることに驚く。ユーゴも柚子から話は聞いているのでそうらしいなと返事。そんな会話をしている最中、沢渡さんはガタイのいい笑顔のおじさんに連行され地下強制労働施設へと送られる。さらば沢渡・・・!
沢渡さんが連行されたところで今回は終わり。
今回は両者のカード効果をうまく組み合わせたコンボが見られてとても面白いデュエルでした。沢渡もエンタメ劇場で盛り上げ、ユーゴもいい戦いっぷりを見せてくれたので満足ですね。毎回こういうデュエル回を展開してくれればアークファイブはもっと面白くなる。
次回はアニメ遊戯王の記念すべき第777回放送。まあダメな時期もあったアニメ遊戯王ですがなんだかんだで777回も続いてるんですね。次回は特別仕様のOPということらしいので楽しみ。
777回記念の放送でもアークファイブの次のお話のタイトルは「地を這う敗北者たち」。遊戯王は容赦無いっすね・・・
次回は地下労働施設のお話。久しぶりのギャラガーさんが登場したり、月影がしれっと脱出していたりといろいろと面白そうな展開っぽいので楽しみ。
それではまた次回。
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