遊戯王アークファイブの感想。今回はつなぎ回的な感じの話。こういう回はストーリーを丁寧に作ってるという意図はわかるけど、カードゲームアニメなんだからちゃんとデュエルはしてほしいという気持ちもあります。とりあえずストーリー破綻+デュエルクソのアレにならなければなんでもいいんだけどね。
今回は手短に書いていきます。続きからどうぞ。

エンジョイ長次郎が遊矢の元にやってくる。ガバガバセキュリティの評議会。それにしても長次郎と遊矢はすっかり仲良しになってて微笑ましい。
長次郎は自室にいたときに聞こえた評議会の連中の噂話のことを遊矢に話すという目的でここにきた模様。
内容はFSCで負けたデュエリストはシティの地下深くにあるゴミ処理施設での強制労働をさせられるというもの。まるでサテライトのようだ。
そこへ連れて行かれた奴は戻ってこないと長次郎は語り、シティの繁栄の裏にはこういうことがあるのではと考えていた。

そんな話をしている最中に2回戦の出場選手紹介。2回戦では零羅が戦うことになっていた。強制労働の話を聞いた遊矢は零羅がこの大会でデュエルをするということに動揺する。
零羅もサムに案内されて会場へというところだった。零児も一緒にいて、会場へ向かうように促すも零羅は行きたくないといって拒否しどこかへ行ってしまう。

零羅は遊矢の元へいき遊矢にしがみつく。そこに後を追ってきた零児がやってくる。遊矢は零児に対してこんな幼い零羅を無理矢理戦いの場に出させるなんておかしいと激怒。遊矢の保護者スキル高い。
零児は零羅がアカデミアとの戦いで必要な力だからといって零羅をこのFSCに出場させて実戦経験を積ませたかった模様。
遊矢は必要な力だからと零羅の意思関係なしにここに連れてきて、負ければ強制労働かもしれない大会に出させるのは間違っていると改めて反発し、お前が零羅を守らないなら俺が守ると零児から真っ向から対立。
零児は遊矢の言葉を無視して零羅になぜこの試合を拒否するのかを質問すると零羅は怯えながらもクロウの友達であるシンジがお菓子をくれたからと答える。零羅はシンジに恩義があるから戦うのが嫌だと考えていたのだった。零羅も普通にいい子だな。
零児はそれを聞いて月影に零羅の代わりに戦えと命令。月影はそれに従い大会に出ることに。まさかの影武者である。

零児が部屋から出て行くと零羅の様子がおかしくなる。零羅はこんな態度を取った自分に対して、零児に飽きられて見捨てられると思ったのかもしれない。零羅は急いで零児の後を追いかけて「怒らないで兄様!」と必死に零児にしがみつく。
それに対して零児は怒ってないといい、むしろ喜ばしく思っていると声をかける。なぜ喜ばしいのかというと零羅に自我が芽生え始めていることを確認できたからとのこと。零羅に自我とは一体・・・

ここから零羅の過去話。零羅は赤馬ファミリーに連れて来られた戦争孤児だった。つまり零羅は義理の弟ということになるんですね。戦争での悲惨な体験から、誰かに頼ることなく生きるために自分を捨てて、他者になりきる力を身につけたと赤馬日美香は零羅の過去を語る。
零羅は他人になりきるまたは他人の指示を完璧にこなす操り人形のような能力をもっていると日美香は分析。だから零羅はデュエルでもペルソナ・シャッターとかCCCとかのコピーデッキを使うんですね。そしてこの能力は我々の力になりうると理事長は零羅を利用する気満々だった。赤馬家闇抱えすぎィ!
これLDSもアカデミアもどちらも真っ黒の可能性が大きくなってきましたね・・・今後の展開としてはアカデミア→LDSの順番に解決しなければならない流れもありそう。

零羅はそんな利用されていることなど知るよしもない表情で零児の手を握っていた。無垢な子供が影でいいように使われている描写は痛々しいぜ・・・
零児も多少は零羅のことを気にかけているような素振りはありますがまだよく分からないですね。今のところ零児はグレーな感じ。
FSCの会場でシンジ対零羅がシンジ対月影に変わったというところが判明したところで今回は終了。
デュエルがない回でしたが、シティの裏の事情が判明したり、零羅の重たい過去背景が明かされたりとストーリー部分では濃い回だったんじゃないかなと思います。
次回はシンジ対月影のデュエル。シンジが使う新テーマB・F
ブラックフェザー(ビーフォース)と月影の忍者デッキの対決。全く予想がつかないデュエルなので非常に楽しみですね。
それではまた次回。
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