遊戯王アークファイブの感想。いよいよフレンドシップカップ開幕。初戦を飾るのは権現坂とクロウ。初戦のデュエルは開幕にふさわしい盛り上がるデュエルとなりました。権現坂のデュエルはいつも面白いような気がする。
今回の話を一言でまとめると
「本気のぶつかり合い」
どんな時でも全力を出す権現坂はかっこいい。
感想は続きからどうぞ。
メリッサが開幕戦で戦う2人をコールしてFSC初戦がスタート。

Dホイーラーの姿があまりにも似合わない権現坂。不動のデュエルをする権現坂にライディング・デュエルは不向きな気がするぜ・・・
一方クロウはトップスの見せ物になるのはごめんだが、コモンズである自分たちが何かができるということを証明するという想いでこの戦いに臨む。

一方スタジアムの受付入り口では何やら不審者が係員にチケットを渡して通ろうとしている模様。この不審者の正体は変装した孤児院の子供達タナー、フランク、アマンダだった。だがバランスを崩し変装がとけたことで係員に追い回されることに。
そんな中いよいよデュエル開始。

開始の合図を待っているときにクロウは係員に追い回されている子供達を発見してしまう。クロウは落ち着かない様子でデュエルを迎えることに。
出遅れたクロウだったがDホイールに不慣れな権現坂を楽々抜き去り、第1コーナーをとって先攻。クロウは早く終わらせて子供達をという感じのご様子。
クロウのターン。クロウはBF 逆風のガストを特殊召喚し、さらに突風のオロシを特殊召喚する。相変わらずの展開である。ガストとオロシでシンクロ。

ABF 白虹のクニヨシをシンクロ召喚。いきなり新規のABFが登場。レベル3シンクロもなかなかに珍しい。
シンクロ召喚を決めたクロウだったが、やはり心ここにあらずの状態で子供達がいるであろう観客席を見渡していた。その様子に権現坂も気付き、何を探しているんだと疑問を抱く。
クロウはクニヨシの効果で手札を1枚墓地に送って相手に300ダメージを与える。地味バーン。だが墓地肥やしによってここからBFの展開が始まる。続けてBF 極北のブリザードを召喚。そういえばまだ通常召喚してなかったねw
そして久しぶりなブリザードさん。このカードもBFの要だよなぁ。
そしてブリザードの効果でクニヨシの効果で墓地に送った蒼天のジェットを特殊召喚する。そしてブリザードとジェットでシンクロ。

白虹のクニサダをシンクロ召喚。
クニヨシのコピペそしてクニサダの効果発動。墓地からレベル3以下のBFを手札に戻してそのカードの攻撃力分、自分の場のBFの攻撃力を上昇させる。ただしこのターンバトルができなくなるというもの。回収効果が普通に強いですね。ただ攻撃できなくなるので使いどきが難しい。
1ターン目から一気に2体のシンクロモンスターを並べて飛ばすクロウ。しかしシンジからは焦っているように見えていた。
権現坂のターン。相変わらずよそ見ばかりしているクロウに対してさすがに権現坂も怒り、デュエル中ならちゃんと向き合えといい、それが最低限の礼儀だとクロウに説教。権現坂のいうことはごもっともである。
権現坂のターン。権現坂は超重武者 ジシャ-Qを召喚して効果でもう1体のジシャ-Qを出して攻撃封じのロックを発動させる。早く試合を終わらせたいクロウにとっては厄介な状況に。
クロウのターン。クロウはクニヨシの効果で手札からBF-砂塵のハルマッタンを墓地に送り300ダメージ。そして先程のターンで回収したブリザードを再び召喚してハルマッタンを復活。クニヨシとブリザードの相性の良さ。
ハルマッタンの場に存在するBFのレベルを自身のレベルに加える効果が発動。クニヨシを選択してレベルを2から5に変更。そしてレベル2のブリザードとレベル5となったハルマッタンでシンクロ。
ABF 驟雨のライキリをシンクロ召喚。チラ見せだったライキリも今回からちゃんとデュエルで活躍します。ライキリの場にいるBFの数だけ相手フィールドのカードを破壊する効果でジシャ-Q2体を破壊する。ジシャ-Qは破られるもの。
そして場がガラ空きになったところでライキリのダイレクトアタックが飛んでくる。ピンチの権現坂だったが目の前にアクションカードが出現。これを取ればピンチを脱することができるかもしれないという場合だったが

しかし権現坂これをスルー。自分のデュエル信念を貫く権現坂はかっこいいぜ。
評議会はアクションカードを使って戦うのが君達の持ち味じゃなかったのかと困惑気味だったが、赤馬零児はあれが彼のスタイルと権現坂のデュエルスタイルを認めている模様。権現坂にはぜひともこの姿勢をずっと貫いてほしいなぁ。
だがここで手札の超重武者 ココロガマ-Aの効果が発動。魔法・罠が墓地になく、ダイレクトアタックを受けたときに特殊召喚できるというもの。これにより後続を断ち切り攻撃を凌ぐ権現坂。クロウもこれがあったからアクションカードをスルーしたのかと理解する。

権現坂のターン。権現坂はなんとここで
ペンデュラムカードを使用。スケール1の超重輝将ヒス-Eとスケール8の超重輝将サン-5をペンデュラムスケールにセッティング。まさかの超重武者系列のペンデュラムモンスター登場。超重武者もついにペンデュラムを覚えてしまったのか。
手札からホラガ-Eとカゲボウ-Cをペンデュラム召喚。そしてヒス-Eの効果でホラガ-Eのレベルを1つあげ、場には3体のレベル3モンスターが。そして権現坂はこの3体でシンクロ。

超重魔獣キュウ-Bをシンクロ召喚。まさかの魔獣である。レベル9で九尾という発想はすき。
ペンデュラムからのシンクロをやったのは何気に権現坂が初めてですね。ペンデュラムシンクロはゴンちゃんの特権になりそう。
このシンクロ召喚で会場は大盛り上がり。そりゃあ攻撃しのいで怒涛の展開してシンクロを決めれば盛り上がるに決まってる。
キュウ-Bの効果で相手の特殊召喚されたモンスター1体につき900守備力を上げるというもの。徹底的に9にこだわったカードですね。
クロウの場には3体のシンクロモンスターがいるため守備力2700アップ。守備力は脅威の5200に。守備力でこんな数字まず見ないw
キュウ-Bでライキリを攻撃してクロウのLPは一気に1400に。そしてここでペンデュラムゾーンのサン-5の効果が発動。超重武者が戦闘で相手モンスターを破壊した時に、このカードを破壊することでもう1度攻撃を可能にするというもの。これが決まれば権現坂の勝ちだが、クロウは「勝負は最後まで分からない」と言う。
しかし権現坂は「決闘とは相手との戦いであると同時に己の戦い。心に乱れのあるものに俺は倒せない」と反論。権現坂はクロウがデュエルに集中できていないことを見抜いていた。
クロウが再び客席にめをやると相変わらず子供達が係員に追い回されていた。権現坂がそれを見て「あの子供達は何だ?」とクロウに尋ねる。

ここから回想。ある日、外に出ていたクロウは偶然街の一角にうずくまって身を寄せていた子供達を発見する。クロウは飯を食わせてさっさと追い出すということを考えていたが、飯を食わせているときの子供達の笑顔に元気づけられて、結局見捨てられずじまいになってしまったという。そしてあいつらがいなければ俺はどうなっていたか分からないと子供達を支えてきたとともに、子供達に支えられてきたことを明かす。クロウはそんな子供達のための手本になりたいと強く宣言する。クロウの子供想いの心は変わってないですね~。
権現坂はこれを聞いて「俺が勝ってしまったら・・・」とデュエルに躊躇する素振りを見せる。だが子供達がなんとか逃げ切り、観客席からクロウに「俺達なら大丈夫だから頑張れ」と声援を送る。それを見た権現坂は子供達の手本になりたいならお前の全てをかけたデュエルで向かってこいと本気のデュエルを子供達に見せてあげるように促す。
権現坂は自分も容赦はしないといって攻撃を継続する。ここで手を抜かないところが権現坂のいいところ。
キュウ-Bの2回目の攻撃がきたところでクロウは

Dホイールで宙を舞い、華麗にアクションカードをゲットする。このシーンをみてライディング・デュエルとアクションデュエルの相性の良さを確信しました。こういうアクションかっこ良すぎるでしょう・・・!
アクションマジック「回避」を発動して攻撃を防ぐ。
攻撃を防がれた権現坂はターンエンド。そしてクロウのターン。クロウはアゲインスト・ウィンドを発動。クロウの既存カード率の高さ。ブリザードを手札に加えて、その攻撃力分(1300)のダメージを食らう。そしてブリザードを召喚。本日3度目のブリザード。釣り上げモンスターは酷使される運命にある。ジェットを特殊召喚してシンクロ。

白虹のクニフサをシンクロ召喚。クニヨシとクニサダとクニフサの画像を並べてどれがどれでしょうクイズやったら面白そう。
クニフサの効果はブラックフェザーを素材にしてシンクロした場合にチューナーになるというもの。擬似的ではありますがシンクロ・チューナーのような動きができるというわけですね。
そして
コピペ3人衆クニヨシ、クニサダ、クニフサでシンクロ。

ABF 叢雲のクサナギをシンクロ召喚。草薙の剣である。
そしてBF待望?のレベル9シンクロ。今回でレベル3とレベル9という新しい選択肢が増えたので、BFもバリエーションが豊富になりましたね。使えるかどうかは別として。
叢雲のクサナギの効果はシンクロ素材に使用したBFの数だけ攻撃力を1000アップするというもの。今回は3体なので3000アップ。攻撃力はなんと6000に。そしてクサナギでキュウ-Bを攻撃。ダメージを受けないかに思えたが、なんとクサナギには貫通効果があり権現坂に貫通ダメージを与えてクロウの勝ち。
クロウ「守備表示で攻撃するなんてとんだインチキモンスターだったぜ。」インチキ再び。何度でも言う、お前が言うな。

本気のデュエルで戦ったあとは健闘を讃え合い握手を交わす。そして会場はというとこのデュエルでしっかりと盛り上がりを見せていた。これを見ていた遊矢は何か感じたようで・・・
そして権現坂は会場を後にする。権現坂はこれからどうなってしまうのか。
今回は非常に面白い回でした。デュエルも互いに見せ場を作りつつ、カードも新規と既存を織り交ぜながらのバランスのいいデュエル構成でした。話の内容も最初は子どもたちに戸惑ってデュエルに集中できなかったクロウが、権現坂の叱咤激励で本気のデュエルをするようになるっていう流れが最高に盛り上がる展開で良かったと思います。5D'sキャラとARC-Vキャラの対戦でどうなるかと思いましたが、どちらもかっこいい場面を見せてくれるという最高のクロスオーバーになったと思います。今後もこういうデュエルは続けてほしい。
次回はシンジと零羅のデュエル?になるのかな。なんとなくデュエルしそうでしないような雰囲気が漂ってますが・・・
そして遊矢の元に徳松がやってきてFSCの敗者の行方について語る。この敗者の背景を聞いた遊矢が大会でどう振る舞うかという展開になりそうですね。遊矢はここのところ試練続きですが果たしてどうなるのやら。
それではまた次回。
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