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遊戯王ARC-V 第65話の感想

遊戯王アークファイブの感想。今回はフレンドシップカップ前の出場選手紹介と遊矢のジャック戦振り返り回。デュエルのない回でしたが、中途半端につまらないデュエルをやられるよりもキャラの背景や心情を丁寧に描いてくれたほうがよっぽど良いので、この回は良かったと思います。ただ回想シーンはもう少し省略してもよかったんじゃないのとは思いましたが。

今回の話を一言でまとめると
「弱いの基準」
です。低レベル低攻撃力が弱い風潮はカードゲームの世界ではよくある話。

感想は続きからどうぞ。
遊矢がジャックにやられたシーンからスタート。ちなみにこのシーンこの回で3回流れました。そんなに遊矢がやられたシーン映さなくても・・・確かに衝撃的なシーンではあるけどもw

観客席にいたユーゴはジャックの勝利に興奮気味だったが、柚子は遊矢が心配で急いで遊矢の様子を見に行こうとする。倒れこんでいた遊矢はまだ息があり倒れ込みながらも「バカにするなジャック」と父親譲りのエンタメが打ち砕かれたことに対して悔しさを表していた。

評議会包囲網
観客席にいたユーゴと柚子だったがいきなり白スーツの男達に囲まれる。さらにはセキュリティもやってきて2人を捕まえようとするがしかし白スーツは評議会の人間だったらしく、セキュリティの捕獲を遮り、宿舎へ連れて行くようにとの命令を受けているといって2人を宿舎へと連れて行く。

激怒ロジェ
ロジェ「あの老いぼれどもがまたしても・・・!」
また評議会の妨害を受けて長官激怒。最近は評議会にいいように丸め込まれていて苛立っているご様子。セキュリティは問答無用で遊矢達を悪とみなす立場に対して、評議会は様子を見て判断という形なので対立はやむなし。

ユーゴと柚子は宿舎へと移動。遊矢も会場から担架で運ばれた後は同じ宿舎へと移される。遊矢が意識を取り戻した時にはもうすでに宿舎のベットで寝ている状態だった。
ホログラフ評議会
遊矢が外の様子を確認しているといきなり評議会の面々が目の前に現れる。遊矢はびっくりした様子だったが、説明を聞いて立体映像だということを理解する。何気に技術力高い。

評議会はFSCの出場者は客人であり、監視対象でもあるということを再度告げ、ここが行政評議会ビルのペントハウスであることを説明する。遊矢はみんなの安否を確認するが、評議会はちゃんと同じ宿舎の中にいると答える。ただ部屋は別々のため会うことはできないという。

そして勝ち続けている限りは評議会が身の安全を保証するといい、ここにいたければ勝ち続けることと言い残し去っていく。裏を返せば負ければどんな目に遭ってもしらねえよということですね。優しいようで怖い提案である。

評議会がいなくなった後に遊矢は外に出ようとするが部屋の扉はカギがかかっており出ることはできなかった。遊矢は叫んで誰かいるか確認するが返事はなかった。ただ部屋の外の近くにはエキシビションマッチの前に遊矢の案内役だった少年がいた。

ドラゴンの共鳴
そして遊矢がふとデッキのほうに目を向けるとカードが光っていた。どうやらユーゴが近くにいるためカードが共鳴している模様。なおユーゴは部屋の快適さを満喫中でカードが光っていることには全く気づかず。ユーゴェ・・・

独り叫び
遊矢はユーゴが近くにいるということは柚子も近くにいるのではないかと思いおもむろに叫び始める遊矢。はたから見たらただの危ない人である。次元を超えてきたこと、遊勝塾のみんなが心配していること、自分が絶対に助けること、デュエルでみんなを笑顔にすることをひと通り叫ぶ。そしてその時に最後に口にしたみんなを笑顔にするというところで、ジャックから言われた独りよがりのデュエルのことを思い出す。遊矢は本当に自分がデュエルでみんなを笑顔にできるのか自問自答をする。

ここからジャックとのデュエルの回想。遊矢はリジェクト・リボーンをダークリベリオンの時に発動していれば、全ての攻撃は無効になっていたと分析。だが遊矢はジャックがあえてあの場面で使わずに絶体絶命のピンチを演出したことを冷静に振り返っていた。こういうデュエルの振り返りというのはいいですね。自分を見つめなおすという意味ではものすごく大事なこと。

そしてジャックの言葉に挑発されて頭に血が上って勝つことしか頭になかった自分と先の展開まで読み、観客を盛り上げる演出までやってのけたジャックを比較して自分とは大違いと改めて格の違いを再認識する。ちゃんと自分の非を認められる遊矢はえらい。反省する気概すら見せないクソみたいな主人公じゃなくてよかった・・・

そんな反省をしていると扉の下からカードが1枚流れてくる。遊矢が拾ったのは調律の魔術師。遊矢はカードを差し出してきた人が近くにいると思い呼びかけると案内役の少年が返事をしてくる。
サム
案内役の少年の名前はサム。遊矢はどうしてカードを渡してくれたのかを尋ねるとサムはそれをジャックに届けて返してもらいたいと言ってくる。

みんなともだち
一方スタジアムではFSCの開会式セレモニーが始まっていた。メリッサはこの大会のスローガンである「シティはひとつ、みんな友達」のスローガンを叫びながらパラシュートで会場入りする。スローガンは今のシティの環境で達成できそうもないんですがそれは。

再び遊矢とサムの会話に戻る。サムはジャックのこれまでについてを語り始める。サムはジャックのことは希望の星だったと前置きをして、ジャックがスラムで生まれ育ち、次々とトップスのデュエリストを倒していく姿に憧れていたと話す。ジャックがフレンドシップカップで優勝してデュエルキングになったときは自分のことのように嬉しかったとのこと。だがそこからジャックは変わってしまったと話を進める。

またもFSCの会場。会場ではメリッサが出場選手の紹介を始めていた。まずは遊矢の紹介だったが、遊矢の紹介がザ・未熟者とバカにしたようなコメントで紹介される。メリッサはこれに対して「いくらキングに歯が立たなかったからってちょっとひどくない?」といい、この文を考えたのが自分でないことを説明。メリッサは純粋に中立に実況することを好むまともな人そう。

キングの玉座
再びサムのジャックの過去話。それにしても相変わらず玉座とか高いところとか偉そうにするのが好きなジャックである。この世界でキングになってもこういう態度を取るのはさすがの一言。
サムによるとジャックはFSC優勝後はスポンサーやら何やらがこぞってキングに集まってきてあっという間に巨万の富を得たという。そしていつしか自分たちを見下すようになっていったと話す。

そしてサムがある時ジャックに近づくことができ、自分がファンであることを伝える。サムはジャックに「今はまだお金がなくて、カードもないけど応援します」と一言。するとジャックは「カードがなければくれてやる、お前に一番ふさわしいカードをな」といってサムに1枚のカードを渡す。
調律の魔術師
そして渡されたのが先ほど遊矢の手に渡った「調律の魔術師」である。ARC-Vでは珍しいかわいい系のカード。遊矢のアイドルカード的な存在になるのだろうか。それにしてもこのカードテキストをあからさまに伏せているので、結構秘めたる強い効果をもっていそうですねw

レベルの低い、攻撃力の低いモンスターが自分にふさわしいと言って渡してきたことをサムはバカにしていると思っている様子。
攻撃力とかレベルだけが強さじゃないんだよなぁ・・・それは万丈目とか遊星とかがよく知っていることである。
そしてジャックはトップスに魂売った裏切り者であるとサムは遊矢に言うのだった。クロウの裏切り者発言もこういう背景からきてるんでしょうね。ただおそらく誤解だと思うんだけどね・・・ジャックはああいう態度を取るから結構誤解されやすいタイプなのかもしれない。

サムはジャックを裏切り者だと言ったあとに遊矢にジャックを倒してほしいとお願いする。サムは馬鹿にするなと言って悔しがっていた遊矢なら自分の悔しさもわかってくれると言って遊矢にその思いを託す。

出場者紹介
FSC会場では引き続き、出場選手の紹介が続けられていた。その中でコモンズであるクロウとシンジの紹介がされて、その時にジャックに続く星になることができるのかとメリッサが紹介した時に、観客はジャックはもうトップスだの、トップスに魂を売った裏切り者だの、まだコモンズのヒーローだのいろいろと意見が飛び交い会場は騒然とした雰囲気に。

メリッサは自分の紹介を全く聞いてくれない観客に不満気のご様子。そしてスローガンを忘れたの?と再び「シティはひとつ、みんな友達」を呼びかける。メリッサもいいMCである。

そしていよいよFSC開幕。開幕戦は権現坂VSクロウ。権現坂は遊矢の汚名を振り払うと意気込み、クロウは裏切り者のジャックにコモンズの絆の強さをみせつけると気合を入れている様子。
遊矢はサムからフレンドシップカップでジャックに勝つことをお願いされて、改めて勝てなかったジャックに本当に勝つことができるのかという不安を抱きながら大会開幕を迎えるのであった。

というところで今回はここまで。今回はジャックとその周りの人たちの背景や遊矢の反省や葛藤が描かれた回でした。正直こういうのを省略するとジャックがなんであんなに憧れられたり、嫌われたりしているのかが分からないし、遊矢もただ単に悔しいという思いだけでジャックとリベンジマッチして終わってしまうので重要な回ではあったと思います。こういう描写も後が適当だと意味がなくなってしまうので今後の展開には注目していきたいですね。

次回は権現坂とクロウのデュエル。ようやくクロウのまともなデュエルが見れそう。シンクロ召喚合戦になると思うのでかなり楽しみである。

それではまた次回。
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