遊戯王アークファイブの感想。今回は遊矢VS洋子のデュエルの続き。今回のデュエルはデュエル内容よりも主人公の立ち位置をはっきりさせる描写回という意味合いのほうが強いデュエルでした。ARC-Vはいい大人がたくさんである。
今回の話を一言でまとめると
「同盟関係」
です。ランサーズの目的地はなんと・・・
感想は続きからどうぞ。
洋子の遊勝との馴れ初め話のところから53話はスタート。ミエルと子供達はただの惚気話じゃないかという風に聞いていました。まあ何も事情を知らない人が聞けばそうなるわな。
しかし洋子は続けて、遊勝と出会ったときはちょうどアクションデュエルの黎明期で、まだデュエルはパワー重視のぶつかりあいが主な風潮だったらしい。
そして修造が前に遊矢とのデュエルで話した通りアクションデュエルにスリルとスピードを持ち込んだと話す。
遊矢もその時塾長にペンデュラムの先駆者として後に続く者の模範となれと教えられたことを思い出す。こういう再確認って大事よね。
洋子はちゃんと模範になっているかとそのことについて遊矢に問いかける。

遊矢が柚子が強くなろうと頑張っているのを見てペンデュラムのその先を見つけようとしたことを話す→洋子「それで?」
ペンデュラムのその先であるペンデュラム融合、ペンデュラムエクシーズを見つけたことを話す→洋子「それで?」
洋子さんの怒涛の質問深堀り。なんか面接官みたいな感じになってますねw
洋子はペンデュラムのその先を見つけて強くなってどうしたいのかと遊矢に尋ねる。遊矢は今よりも強くなって絶対に柚子を救い出すと回答。これを聞いて洋子はまっすぐで余裕がなくて、思い込んだら周りが見えなくなるところが私に似ているねと言う。
捕まった仲間のために敵を全滅させても構わないという今の遊矢の姿勢が流れ星ヨーコの時の自分に重なって見えていたようで。だからその考えを改めさせるためにこうして遊矢とデュエルをして父親の話をしたわけですね。さすが遊矢の母親だ・・・!

柚子は絶対に助けださなくてはいけないという話のところで柚子の幼少時代のことをシーンバック。赤ん坊のときからブレスレットを持っていたという話は本当だったのかw
このブレスレットはかなり重要なアイテムみたいですね・・・この秘密が明かされるのはいつになるのやら。
洋子は優勝の息子なんだから敵も味方も笑顔にするんだと言って遊矢にエールを送る。そして洋子はデュエルを再開し、自分のターンを終了する。そういえばデュエル中だった。
爆走美神の効果が切れ、EM2体が遊矢の場に戻る。
遊矢のターン。
エンタメデュエル開幕久々のエンタメデュエル。また沢渡戦の時のような楽しくデュエルをする遊矢を見られるのは喜ばしい限り。
遊矢はいつもの星読み時読みでペンデュラムスケールをセッティングし、オッドアイズをペンデュラム召喚。原点回帰ということでいつもの流れです。
ここで子供達がペンデュラム融合とペンデュラムエクシーズを期待する中、遊矢は流れ星ヨーコと榊遊勝の出会いの奇跡に思いを馳せてこの埠頭に虹をかけてご覧入れましょうと宣言。
遊矢は魔法カード「マジカル・スカイ・ミラー」を発動。効果は1ターン前に発動した相手の墓地にある魔法カードを1枚選択して発動できるというもの。遊矢はこれでスマイル・ワールドを選択し発動。これで場のモンスターはパワーアップ+笑顔に。
オッドアイズの笑顔は怖かった・・・この取って付けたようなニコニコした目は正直不気味だったぜ・・・
そしてこの
不気味なオッドアイズで爆走美神を撃破、そしてヘイタイガーの攻撃とヘルプリンセスの攻撃でフィニッシュ。今回のフィニッシャーはオッドアイズではなくヘルプリンセスでした。EMがトドメを刺す展開もだいぶ懐かしい気がします。

洋子はデュエルの後に遊矢にスマイル・ワールドを手渡す。
大切に使わせてもらうそのカードを渡すとともにどんな時でも笑顔を忘れちゃだめだといって遊矢を送り出す。他のみんなも遊矢が争いを止めて柚子を救い出してくれることを信じるといって遊矢にエールを送る。
遊矢はみんな思いを胸にみんなをデュエルで笑顔にして争いも止めて柚子を連れて帰ってくることを約束する。
そしていよいよランサーズとしての活動がスタート。父親との特訓でボロボロになっていた権現坂とともにランサーズが集まっている場所へと向かう。
そして全員が集まったところで赤馬社長が登場。デニスは7人全員揃いましたというが

零児は9人だと言って自分とそして零羅を含めて9人でランサーズとして行動することをみんなに告げる。

黒咲は零羅を連れて行くと言ったのを聞いて「俺達は遊びに行くんじゃない」と突っかかる。だが零児は零羅の実力は君達に匹敵するといって反論。それを聞いた沢渡はペンデュラムを極めた沢渡世代と同等の力があるとは思えないと一言。それに対して権現坂は遊矢が最初にやったのに自分が見つけたような言い方をするなとツッコミを入れる。
沢渡さんはことあるごとに自分上げをしようとするのが面白いw
黒咲はガキと一緒にアカデミアにはいけないと言うが、零児はここでアカデミアにはいかないと衝撃の一言を言い放つ。そして行くのは
シンクロ次元だと宣言。ついにシンクロ次元がスポットにあたるみたいですね。

零児は次元間の争いの波が及んでないシンクロ次元で仲間を集い、スタンダードとの絆を結ぶことで融合次元に対抗するための同盟関係を築くのが目的だと話す。
しかし黒咲はそんな悠長なことを言ってる場合でないと反発し、アカデミアへ行ってすぐにアカデミアを潰すべきだと意見する。それに対して零児は自分は勝てる勝負しかしないと言い、今の段階でアカデミアに行っても勝算はないと分析していた。零児は常に先のことを考える冷静なタイプですね。この冷静さがデュエルの強さに繋がっているんでしょう。
黒咲はお前と組んだのは間違いだったといって1人でアカデミアに行こうとするがそれをセレナが止める。セレナはアカデミアが強いデュエリストを次元全体から集め強力なデュエル戦士を日々鍛錬しているといい、そんなところに1人で乗り込んで何ができると説得。
セレナも零児の戦力を整える計画に賛同するといったうえで黒咲にプロフェッサーは瑠璃に手荒な真似はしないと説明をする。瑠璃を説得の材料にしたのは大正解ですねw
セレナ「プロフェッサーはなぜか私に似ている者達を集めようとしている」プロフェッサーは変態かな?w
冗談はおいて真面目なことを言うとやはりあのブレスレットの力が関係しているのではないかと思います。あの系統のものを集めると何かが起こるとかそういうのなのかな?
セレナ自身も連れ戻されそうになっていることや柚子を狙っていることも踏まえてのプロフェッサーの行動を分析する。これにはデニスも渋い表情を浮かべる。デニスはスパイしている立場なのに逆に勝手に追い詰められてるのが笑えるw
セレナは付け加えてプロフェッサーは瑠璃には手荒な真似はしないと思うと黒咲に説明。これを聞いて遊矢は柚子にも手荒な真似はしないかと聞くがセレナは
「柚子はアカデミアにはいない」という。そして零児がシンクロ次元のデュエルとともに柚子が消えるところをみていると遊矢達に話す。零児はセレナにだけこのことを伝えたんでしょうね。

この話を聞いたデニスはユーリが仕事を完遂していない事実を知り驚く。デニスの知らないうちになぜか追い込まれている状況は見ていて面白いw
零児は遊矢にその話は本当だと言うことを伝え、さらにそのシンクロ次元のデュエリストがオベリスクフォースを撃退したことを見てシンクロ次元が味方になりうるということも話し伝える。
セレナの説得もあってか黒咲もようやくシンクロ次元へいくことを同意する。黒咲さんは毎回突っかかった後に結局丸め込まれるというパターンが多い気がします。結局は零児にコントロールされてるんだよなぁw

零児はみんなに次元移動機能を搭載したデュエルディスクを渡す。LDSハイテクすぎんだろ・・・
エクシーズ次元のデュエルディスクを参考にしたとのこと。これに対して黒咲はユートのデュエルディスクを使ったのだと気づく。そして遊矢に対してもユートのダークリベリオンも力づくでユートから奪ったんじゃないかと疑う。

すると突然ユートの幻影?が現れて黒咲に遊矢は信頼する仲間だから裏切るような真似はしないと黒咲に告げる。笑顔を・・・以外の言葉をしゃべる貴重なユート。これからユートはたまに遊矢の中から浮かび上がって出てくるんでしょうかね。
なんかユート自身が幻影騎士団みたい零児はデュエルディスクの話に戻り、デュエルディスクにペンデュラム召喚の機能とアクションカードの機能を搭載したとのこと。別次元でもアクションデュエルはやるっぽいですね。スタンダードならではの武器ということで活躍しそうです。
そして遊矢達は次元転送用のカードをセットしてシンクロ次元へと旅立っていった。

遊矢の旅立ちを見送る面々。ニコ・スマイリーも遊矢の見送りにきてくれました。ニコちゃんもいい大人の1人なんですよね~。しばらくこの面々の出番はないでしょうがまた戻ってきたときには遊矢を明るく出迎えてもらってほしいですね。
遊矢達がシンクロ次元に旅立ったところで今回は終わり。今回は遊矢達よりも見送る人が目立った回でしたね。デュエル内容はいまいちだったもののこういう掘り下げ回も大事。次回以降はデュエルに期待したいですがね。

次回はシンクロ次元に渡ったユーゴと柚子の話がメインになる模様。ついにシンクロ次元の話が始まるぞ!
ユーゴがメインの話になりそうなのでライディングデュエルの可能性は高そう。次回も非常に楽しみである。
それではまた次回。
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