正直言うと今回の話はやや不満の多い回でしたねぇ・・・前回のデュエルに比べるとテンポも悪いし、話もいまいち盛り上がりにかけるそんな感じでした。

まず暗国寺ゲンなんですが、なんで権現坂道場を出ていったのかとかストロング石島を尊敬しているのかとかそういうことを掘り下げてくれるのかなーと思いきや、ただ遊矢達に嫌がらせをするだけのキャラでしたね。デュエル後も特に負けたことに対してのコメントもなく、遊矢を見直す描写もなく退場という形になりました。ただの使い捨てキャラだったのか・・・遊矢の過去にも出てきたしもう少し丁寧に扱ってもよかった気がするんだよなぁ・・・


暗国寺のデッキで登場したバーバリアン3号とバーバリアン4号。まさかここにきて新規バーバリアンが出てくるとは思ってもいなかったw
この辺はストロング石島を意識している感じがあってよかったですね。

一方権現坂も新規超重武者をたくさん使ってましたね。超重武者ビックワラ-GはテンB-Nと同じ特殊召喚持ち+カバと同じ2体分のアドバンス召喚素材のモンスターですね。テンB-Nとは違う形でビックベン-Kに繋げるカード。


権現坂がベン-Kとホラガ-Eでシンクロをしようと思っていたところに暗国寺のコントロール奪取が襲いかかりました。バーバリアンはビートダウンに加えてコントロール奪取の一面も持ち合わせているとは・・・

遊矢からの連絡を受け取り、権現坂に遊矢なら大丈夫と声をかける柚子。仲間のために声援を送る柚子ちゃんはヒロインの鑑。主人公だけじゃなく、こうやって他のみんなにも声をかけてあげるというのがすごくいいと思いました(小並感)
どこぞのヒロイン(笑)は仲間のことなど一切気にかけず主人公の名前を連呼するだけの壊れたスピーカーでしたからね・・・アレにもこういう姿勢が欲しかったな・・・(遠い目)

今回の不満ポイントその2。やられ演出がやたら長い。そういうのに力を入れなくていいからもっとデュエル部分を工夫してほしいなぁと思います。デュエル内容自体はいいものなのにこういうのがあるとテンポの悪いダメなデュエルになってしまう。

窮地に立たされた権現坂が超重武者グローVの効果を使って、超重武者を引いて攻撃を無効にした場面。超重武者ばかり入れているから来るのは当然といえば当然なんですが、権現坂の自分のデッキを信じて戦う姿勢が現れていたシーンなのでここはかっこよかったですね。フルモンデッキだからこそのモンスターへの信頼度は相当のものでしょうね。

遊矢が暗国寺が仕向けた奴らをエンタメで魅了したあとに、タスキを奪還して会場に戻ってくるシーン。この2人にはこれからもいい友情を見せてくれる関係を続けて欲しいね。
タスキを取り戻した権現坂がいつもの不動の心に戻ってデュエル再開。

権現坂は新たなチューナーモンスター超重武者タマ-Cを召喚。タマ-Cの効果はなんと
相手フィールド上の機械族モンスター1体をシンクロの素材にできるというもの。キメラテック・フォートレス・ドラゴンもびっくりの機械族巻き込み効果であるw
この効果でコントロールを奪われたビックベン-Kとタマ-Cでスサノ-Oをシンクロ召喚し、グローVの効果で攻撃力が0になったバーバリアン・マッドシャーマンを攻撃し権現坂の勝ちとなりました。超重武者どんどん強くなってるなぁ・・・
今回の話はここまで。暗国寺ゲンの扱いの雑さと演出が長いせいでデュエルのテンポが悪くなっていたことを除けば面白い回でした。とりあえず今回はいろいろと新規モンスターが見れたので楽しかったです。
次回のアークファイブは
風来のシレンです(違います)沢渡さんがなぜか三度笠の姿で登場する模様。もうこの予告だけで全てを持って行かれましたw
草笛を吹いて登場するのはハーモニカを吹いて登場した鬼柳さんを思い出すのでNG
そして沢渡シンゴは今回は妖仙獣デッキで遊矢に挑むみたいです。自身がCMで声を担当していたトライブ・フォースに収録されている妖仙獣を使う沢渡さんはいい販促キャラしてる。思えばペンデュラムをやり、メビウスをプッシュしてきたので今作で一番販促に貢献しているキャラではないだろうかw
すでに発売されているパックの新規デッキテーマをアニメですぐ使うというのは初めてですね。アークファイブはいい販促アニメだなぁ。販促どころかカードゲームすら放棄していた前作とは大違い。
次回が非常に楽しみです。沢渡さんのリベンジの勇姿を早く見たい。
それではまた次回。
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