暗殺教室最終巻（21巻）と卒業アルバムの時間を買ってきました。
暗殺教室もついに終わりですね・・・楽しみがなくなって残念な気持ちもありますが、松井先生はグダグダ引き延ばしせずに綺麗に話を終わらせてくれるから好きなんですよね～。やはり物語は完結してこそ価値がある。
さて暗殺教室の最終巻と卒業アルバムについての雑感を書いていこうと思います。
ネタバレになるので続きからどうぞ。
最終巻本編それぞれの生徒達が殺せんせーの教えを活かして進路を歩んでいく話でした。卒業式の場面ではかつて敵対していたA組の面子がE組のためにマスコミを退けたり、エールを送っている場面にほっこりしましたね。なんだかんだで憎めない連中である。
そして渚の父親と母親がまた一緒になるというところで渚が泣いたシーンは感動しました。殺せんせーの気配り素晴らしすぎるぜ・・・
卒業後再び校舎に集まってそれぞれの近況を報告し合うというシーンでは、各々生徒が殺せんせーからの教えで成長した個性を活かして生活していました。最初自分の個性に気づかずふさぎ込んでいたE組の面々が最終的には自分の強みを活かして前向きに生活しているシーンはもう感動モノでしたね。生徒の数が多いのにそれぞれをきっちりとした姿で書ききる松井先生の話の作りの丁寧さには脱帽する。
その後で渚が教育実習で不良たちのたまり場に行って絡まれているところは笑いましたｗ
でもそれを暗殺術で黙らせる渚。この先公には逆らってはいけない。
最後は不良達の面々にも臆することなく堂々と教壇に立つ渚のシーンで暗殺教室は完結。最高に良い終わり方でした。
番外編冬休みに殺せんせーが過ごしていたとある居酒屋での物語。殺せんせーを狙う暗殺者達と彼らを癒やす居酒屋の親子の話。
居酒屋の娘の蛍ちゃんが渚をまんま女の子にしたような娘でめちゃくちゃかわいかったですね。そう考えると渚くんのポテンシャル高いなと思う。
序盤は殺せんせーの臨時拠点でのぐうたらな生活風景と居酒屋でのやりたい放題っぷりに笑いましたねｗ
定番ゲームを万能にこなす殺せんせーで笑いが止まらなかったｗ
そして中盤から居酒屋にきた借金取りを暗殺者集団がかつて磨き上げてきたスキルを活かして借金取りから女将さんを救う話に。
この殺し屋集団もかっこよかったですね。一度挫折を味わいながらもそれでも頑張っていこうとする姿がかっこよかった。
そして一番アホ面の彼がめちゃくちゃインテリだったのが面白かったですねｗ
最後は殺せんせーが女将さんの境遇を知り、それを救って解決。殺せんせーが教師の鑑すぎてやばいですね。でもこれも雪村先生から受け継いできた意志を通している姿と考えると感慨深いものがあります。
最終巻は素晴らしかったですね。番外編と合わせてもかなり読み応えがあります。いい最後でよかった。
卒業アルバム卒業アルバムは今までの扉絵などのイラスト集。さらにはネウロのイラスト集まで載っているという豪華っぷり。
描きおろし漫画では渚、業、烏丸先生＆ビッチ先生、千葉＆速水、そして浅野君の5種類。まさか浅野君があるとは思わなかった・・・けど一番面白かったのが浅野君の漫画「勇者会長浅野」でしたねｗ
勇者になって国の財政から姫まであらゆることに対して改善要求をしている姿が面白かった。「仕度金50Gと銅の剣とかふざけているのか！」と王様の支給品にケチつけるところは爆笑しましたねｗ
他にも登場キャラデータ（モブも取り上げてる）や各キャラの詳しい進路など見応えのある内容でしたね。
大満足の内容でした。
暗殺教室はこれにておしまいですがとても楽しい作品でした。ありがとう暗殺教室！ありがとう松井先生！
それではまた！
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